理美容師のみなさんはご自身の手に合ったハサミを持っていますか?
ハサミを安定させて負担なく持つためには、正しい知識と工夫が必要になります。
今回の記事は、これからハサミを購入する方やすでにお持ちの方に向けて、ちょっとした工夫でハサミを持ちやすくなるアドバイスをお伝えします。
目次
1.ハサミを安定して持つために必要なこと
シザーメーカーの販売担当である私が、理美容室さんや理美容学校さんに訪問した際に一番気になることは、「ハサミを持っている方の指と指穴が安定しているかどうか」です。
私が特に見ているポイントは
「指穴が大き過ぎて不安定になり空振りをしていないか?」
「ハサミを落とさないように気を遣うことで、必要以上に強く握って指や腕に負担をかけていないか?」
「今お持ちのハサミが安定した状態なのかそうでないのか?」
などです。
このポイントをクリアするためには、技術向上を目指すだけでなく、ハサミの「ハンドル」部分に注目して改善する必要があります。
この記事では、まず「これからハサミを購入する方」に向けて、ハンドルについて詳しく解説します。
2.ハンドルの選び方(これからハサミを購入する方向け)
ハサミはネジ部分を中心と考えた場合、刃(ブレード)部分と柄(ハンドル)部分で大きく特徴が分かれます。
そして、シザーのハンドルの種類は、大きく分けて以下の3つになります。
1.メガネ(シンメトリー、イーブン)ハンドル
このハンドルは左右対象の指穴をしており、極端に言えば裏返しでも使用が可能です。
他のハンドルと比べると親指の可動域が大きいため、手が小さく指が比較的短い方には不向きになります。
また自由度が高く、遊びの多いのが特徴で、どちらかと言えば“上級者向き”と言えます。
2.オフセット(アシンメトリー)ハンドル
オフセットハンドルは①と比べて安定感があり、基本的な開閉を必要とする美容学校の教材として使用されることが多いです。“シンプルで安定性を求める方”にオススメです。
3.3D(立体)ハンドル
“安定感を保ちながら操作性を兼ね備えた今主流の人気のハンドル”です。ブラント、チョップ、スライド等の多様なカットワークに対して親指、薬指をサポートしてくれます。多くの方が愛用されているハンドルなので迷ったらコレを選ぶと良いかもしれません。
まずはそれぞれのハンドルが持つ特徴を知り、実際握ってみてしっくりくるモノを選択されるのが良いと思います。それでも選ぶのがわからない場合は「安定しない」「持ちにくい」「指が痛い」などがあるものを避ける消去法で選ぶのもひとつの方法です。また、刃(ブレード)の刃形状等も加えて検討する必要もあります。
3. ハサミを持ちやすくする方法(すでにハサミをお持ちの方向け)
ここからは、すでにハサミをお持ちの方に向けて、ちょっとした工夫で持ちやすくなるヒントを、動画でわかりやすく解説します。
ハサミの開閉時に空振りしたり、落としそうになったりする方におススメなのは、【リングでサポート】です。下の動画では、リングを使ってハサミを安定させる方法を簡単に説明していますので、ぜひご覧ください。
【お悩み解消動画】指穴とリング
また、ハサミを持つ指に痛みを感じる方には、下記の【指穴ストレスフリー加工】について説明した動画がおすすめです。
【お悩み解消動画】指穴加工
これら以外にお悩みをお持ちの方は購入されたメーカーさんにご相談されるのがおすすめです。
もしもお困りごとが解消できない場合は弊社UTSUMIまでお気軽にお問い合わせ下さい。
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4.まとめ
いかがだったでしょうか。みなさんの大切なパートナーであるハサミについて、ご購入前の知識とご購入後のちょっとした工夫で、もっと身近な存在になると思います。
今までよりもっとハサミに愛着が湧いた方には、コチラも合わせてお読みいただくのがおすすめです。
■【理美容師必見】5分動画で学ぶハサミの簡単お手入れ(シザーメンテナンス)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
もしこんな話をしてほしいなどご要望がありましたら、上記LINE問い合わせやホームページ問い合わせからドシドシお待ちしております。
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